MDAAD

プロジェクトの体制

連携することで開発速度を加速化する

 我々は本プロジェクトの提案者である東京大学・児玉龍彦、主導の下、日本バイオインダストリー協会の支援によって世界トップレベルのモノクローナル抗体ライブラリーを作成してきた。
 これを基に、結晶構造は大阪大学、分子動力学計算では世界トップのD.E.shaw研究所、臨床評価は東京大学付属病院と連携することで加速化する。
 このプラットフォームの上に、創薬は中外製薬、イメージングは富士フィルムグループとトップ企業の研究者を結集した研究開発拠点を東京大学に形成する。
 また、支援機関として「分子動力学抗体創薬研究共同組合」を中外製薬、富士フイルムグループ、バイオインダストリー協会、東京大学の協力で発足。技術研究組合は、試料、ノウハウの提供をうけ、基盤技術については、必要に応じて組合が一定期間知的所有権を保有管理し、proof of conceptのできた段階で企業にライセンスアウトする。

組織

サイクル型の研究開発体制